VDT乱視検査表
|
二本のヒゲの濃さは同じ‥?
自分でできる乱視(astigmatism)の検査
|
|
乱視というのは、ふつう角膜がイビツな形をしているため、ある平面、たとえば垂直面で水平面より光線が大きく屈折してゆがんだ像ができることです。眼筋(毛様体筋、眼輪筋)は、そのゆがんだ像を修正しようと興奮します。その頻度が増すと頭痛や肩こりなどの調節性眼精疲労がおきます。それでは、乱視の検査をしてみましょう。 |
● 検査のすすめかた |
@片目をかるく手で塞いで視標を見つめます。
A二本のヒゲの濃さの変化に注意してください。
B2〜3往復ぐらい見てみましょう。
C50センチメートル、1メートル、2メートルと距離をかえて検査します。
|
|
|
|
調節の量は、ほぼ良いとおもわれます。
次の検査にすすみましょう。 |
|
|
乱視がないと、いずれの角度でも、ヒゲの線は同じ濃さに、そしてニジマズに鮮明に見えます。
|
|
|
視力検査医や眼鏡士の検査を受けてください
眼精疲労の原因となる乱視がかんがえられます‥ |
|
● 乱視のために起きるヒゲの濃淡 |
@ヒゲがボケて線の輪郭がニジンで見える。
Aヒゲの場所によって、濃淡の変化がある。
|
● 二本のヒゲの濃さが同じになる角度が乱視の方向 |
よく注意してみると、ある決まった角度で二本のヒゲの濃さが同じになります。その角度が角膜が歪になった方向、つまり乱視の角度になります。 |
※視機能異常が大きい、または潜在するばあいなど、ご自分で乱視の検査することができないことがあります。
眼精疲労を感じる方は、専門医や眼鏡士による両眼視機能検査をすることをおすすめします。
〒841-0035 佐賀県鳥栖市東町一丁目 0942-82-1783
稲葉 實 Minoru Inaba
稲葉 房子 Fusako Inaba |
|