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どのようにして起きるの?
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左右の屈折の差が2D以上の差がある場合におこります。網膜の像は大きさが異なる不等像視となり、両眼視をしようとしても融像がうまくいかない融像困難から、眼が疲れます。
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自覚症状はありますか?
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不等像視の異常は、頭痛や肩こりなどの眼精疲労をおこします。また、融像の負担から免れようと顔をシカメタリ、片目で見ようとするため顔がゆがみます。
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どうしたら治りますか?
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不同視の場合は、屈折異常の軽い方の眼を完全矯正、他眼を不等像検査により許容される度数差(多くは2D以内)の差のメガネを装用する。小児では視覚が未形成のため屈折度の差が大きくても装用ができます。不同視弱視の場合は両眼ともに完全矯正が必要です。
不同視の原因に、適応が考えられる場合の矯正は、「左右の視力差をなくせば良い」は誤りになります。両眼視機能検査による正しくメガネで矯正することで眼精疲労は解消します。
不同視以外は、等像レンズ iseikonic lensにて矯正する。
【等像レンズ】 度をかえず倍率をかえ網膜に映る像の大きさをかえることができるレンズです。 |