|
どのようにして起きるの?
|
|
眼位の異常や輻輳の異常でおこります。眼位の異常としては、斜視、斜位および眼筋麻痺の場合に、両眼視をして融像を続けようとすると眼が疲れます。
輻輳の異常があると、近方を見るときに眼が疲れます。輻輳は近見反応として調節と関係しているので、調節の異常と関係しているため、調節の異常が加わってさらに眼が疲れることになります。
また、両眼視の融像から免れようと片眼の働きを抑制することで、左右の眼の度数差が広がる不同視になることあります。
|
|
自覚症状はありますか?
|
|
眼位の異常は、頭痛や肩こりなどの眼精疲労をおこします。また、身体や精神の衰弱の時や、お酒を飲んだときなどに、像が二重に見える(復視)を感じたり、頭を傾ける(代償頭位)や乗り物酔い、吐き気、眩暈(めまい)、身体の衰弱などをおこします。
|
|
どうしたら治りますか?
|
|
筋性眼精疲労の多くは、遠方視力が良いため(潜在異常)、目に原因があると気づかない問題があります。眼精疲労を感じたら屈折や調節をふくめた両眼視機能検査をおこない、正しくメガネで矯正することで眼精疲労は解消します |