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急性被害と慢性被害 |
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更に、電磁波では急性被害と慢性被害という二種の被害がある。急性被害というのは、短時間に強い電磁波を浴びることによる被害。慢性被害というのは、長期間にわたって浴びることによる被害。当然にも後者の危険基準値の方が低い値になる。日本の電力会社は、国民の多くや裁判官がこの区別をも知らないことを悪用している。
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国際がん研究機関による発がん性評価用語(2001年) |
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グループ1 発がん性がある
グループ2A おそらく発がん性がある
グループ2B 発がん性があるかもしれない
グループ3 発がん性を分類できない
グループ4 おそらく発がん性はない |
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EHS 電磁波過敏症
ALS病 筋萎縮性側索硬化症
CFS 慢性疲労症候群
AD病 アルツハイマー病+痴呆症
NMR 核磁気共鳴装置
MRI 核磁気共鳴断層撮影
AML 小児骨髄性白血病
ALL 小児リンパ性白血病
VDT 画像表示端末
インビトロ 試験管内
EEGs 脳波 |
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② 統計学 |
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プール解析 多くの疫学調査の結果を1つにまとめること
バイアス 調査対象の偏り
スモールナンバー・バイアス 調査対象の数が少ないことによる偏り
スポットマップ 地図の上に患者の点を打つこと |
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③ 電気関係 |
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波長と周波数 |
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波長 |
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一周期の波の長さ |
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周波数 |
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単位時間内の波の振動数
1秒間に振動する数を○○ヘルツと言う。
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電磁波の速度は一定(光速)なので、波長と周波数は反比例する |
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電磁波の単位 1μT(マイクロテスラ)=10mG(ミリガウス) |
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電磁波の強度を表す単位は2種類ある |
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1テスラ |
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1,0000ガウス |
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10,0000マイクロテスラ |
= |
1000ガウス |
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1,0000マイクロテスラ |
= |
100ガウス |
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1000マイクロテスラ |
= |
10ガウス |
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100マイクロテスラ |
= |
1ガウス=1000ミリガウス |
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10マイクロテスラ |
= |
100ミリガウス |
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1マイクロテスラ |
= |
10ミリガウス |
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0.1マイクロテスラ |
= |
1ミリガウス |
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電磁波の分類 |
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電離放射線 |
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電磁波 |
非電離放射線 |
マイクロ波 |
電波 |
テレビ |
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ガンマ線 |
エックス線 |
紫外線
の一部 |
太陽光線 |
赤外線 |
センチ波 |
短波
超短波 |
携帯電話 |
長波
(ラジオ) |
極低周波 |
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可視光線 |
ミリ波 |
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極超短波 |
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← 高周波(周波数が大きい) |
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低周波(周波数が小さい) → |
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ELF 極低周波
IF 中間周波数
EMF 磁界
電磁波の作用の種類(難解なので要点のみ) |
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電離作用と熱作用は解明されているが、非熱作用は解明されていない。
熱作用によって白内障や睾丸細胞の変性が生じる
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IH 電磁誘導加熱調理器(induction電磁誘導) |
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導線に交流電流を流すとその周りに磁力線が発生する。導線をコイル状に巻き、その近くに電気を通す物質(通常は金属)を置くと磁力線の影響を受けて、金属の中に渦電流が流れる。そして金属には熱が発生する。この現象を誘導加熱という。この熱を利用したもの。 |
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VDT コンピュータなど
インバーター 直流と交流を交換する機械
グリッド 送配電網
マイクログリッド 地域で独立した送配電網
EPRI アメリカの電力研究所 |
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④ その他 |
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WHO 世界保健機関
EHC(クライテリア) |
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WHOの電磁界に関する環境保健基準 新旧の2つある(criteria基準) |
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旧環境保健基準EHC69 |
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WHOが1987年に短時間の急性曝露を防止する指針(ガイドライン)を設けた |
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新環境保健基準EHC238 WHOが2007年6月にまとめた |
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ファクトシート263 |
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01年10月 IARCが発ガンの可能性を認め、WHOがその内容を文書にしたもの |
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ファクトシート322 |
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07年6月、WHOの常駐部はファクトシート322を出した。これはEHC238を薄める見解になっている。この常駐部は企業よりの専門家の集まりだと批判されている。 |
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ICNIRP 国際非電離放射線防護委員会 (International Commission on Non-Ionizing Radiation Protection) |
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急性曝露の基準値を1000ミリガウスと決めた |
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IARC 国際がん研究機関 |
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カロリンスカ研究所 スウェーデン ノーベル賞の選考もする |
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国際電磁界プロジェクト |
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WHOが、1996年にタバコや放射線、アスベストで犯した過ちを繰り返さないために設立した。 |
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SAGE |
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イギリスの保健省の諮問委員会 超低周波電磁波に関する利害関係者諮問委員会 |
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指令2004/40/EC |
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欧州議会の法律で、職場の電磁波から労働者を守るための予防原則の法律。2008年4月30日から導入 |
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ワルトハイマー論文 |
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1979年(スリーマイル島原発事故と同年)、送電線の近くに住む子供には白血病や脳腫瘍が2,3倍も多いことを疫学調査で明らかにした。 |
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健康・医療研究評価WG(ワーキンググループ) |
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文部科学大臣の諮問機関「科学技術・学術審議会」の研究評価部会の下で、疫学調査を審査する機関〈検討委員会の意味か?〉 |
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WG報告書 |
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原子力安全・保安部会電力安全小委員会の電力設備電磁界対策ワーキンググループ報告書 これら2つは同じ? |
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電波利用における人体の防護指針 1990年に郵政審議会によって作られた。
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ドレイパー報告 イギリスでの小児白血病の疫学調査 |
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SASシステム |
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イギリスの全国組織のガン登録制度 日本には無い優れた制度 がん患者を全員登録する |
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NCR |
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イギリスの国立統計局の中にあるイギリス中央ガン登録室 IEEE 2002に? |