堤 静雄先生と一緒に
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牛肉と砂糖の恐怖 4
アメリカ大資本の世界戦略
農薬の害
・DDTを発明したパウル・ヘルマン・ミュラー(スイスのガイギー社)はノーベル賞をもらった。
・作家・生物学者であるレイチェルカーソンが「沈黙の春」でDDTの恐怖を訴えた。
・ケネディ大統領はDDTの害の調査を始めた。

・毎日4000もの新化学物質が誕生している。しかし、アメリカの○○研究所でそれらの発がん性の検査は年にわずか40しかできない。
・イヌイットの血液中のPCBは、先進国平均の50倍もある。

農地の危機
・インドでは、過度の灌漑と化学肥料のために耕作地から塩が吹き出て、耕作不能になりつつある。

・アメリカでもトウモロコシが黒く変色して食べられなくなっている。旱魃と水不足のせい。地下水の大量くみ上げのために地下水が枯渇しつつある。

・インドは1960年代に緑の革命を経験した。トラクター・農薬・化学肥料の導入。生産が急増し、農民は畑に金やダイアモンドが埋まっていると言って喜んだ。しかし、80年代になり小麦畑に突然水が湧き上がって生産できなくなったりしている。

・アメリカでは1985年に農業法ができて、耕作地の100%は休耕地にすることになった。また、有機農業の研究が始まった。

・21世紀になってアメリカは一層の農業機械化に取組んでいる。バイオテクノロジーである。

・アメリカのモンサント社はインドに第2の緑の革命を目指している。塩や乾燥に強い植物の開発を研究している。
08.4.10

砂糖と肥満
 お薦め書籍

沈黙の春
レイチェル カーソン


自然破壊にとどまらず人間の生命の核、遺伝子直撃へと環境問題が加速度的に複雑化、深刻化しつつある今日、その危機を40年近く前にいちはやく指摘し、孤立無援のうちに出版された名著「生と死の妙薬」(64年刊)を新装。

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